桜通線の延長工事着工へ
CBCホームページ・メ~テレホームページによりますと、桜通線の延長工事着工の見通しがたったようです。
きょう内示のあった国の予算案の中にある全国の地下鉄整備事業補助金の中に、桜通線の延長工事が含まれたとのことで、これによって名古屋市では計画を4年前倒しして、2005年度着工2010年度完成予定にするとのことです。
名古屋市交通局では「市営交通事業中期経営健全化計画」の実行中ですが、今回の補助金確保を機にして一気に延長の着工をしてしまえというところでしょうか。
ぼくは着工に大賛成なんですけど、経営破綻のことを考えると「もう、これ以上は作りません」と、いつ言えるのかタイミングが難しいですね。いまならまだ、経営の持ち直しができそうな気がしますし。
もっとも、鉄道事業において自前で黒字を維持しろということ自体が、このご時世では間違っているというのが自分の意見ですけどね。
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コメント
* もっとも、鉄道事業において自前で黒字を維持しろということ自体が、
確かに明治時代は鉄道は儲けのためにやりました。今の南海の前身が難波と堺の間で鉄道を営業していた明治20年代は、3割配当できたと聞いたことがあります。
鉄道は多くが株式会社という営利企業という形式をとっていますが、かなりの公共性を持っています。電車の運転にかかる費用(車両、給料など)を稼げば十分で、建設費は税金で賄ってもいいでしょう。もし利益が出れば、鉄道会社から利用料をとればよいのです。
よく整備新幹線が無駄なものとして挙げられますが、整備新幹線の建設費は道路の建設費を1%まわせばできるものなのです。1%ぐらいの無駄な道路事業を探すのは難しくありません。
投稿: たべちゃん | 2004年12月25日 (土) 18時57分
<たべちゃんさん>
>鉄道は儲けのためにやりました
最初の公営地下鉄である大阪市でも、公共性だけでなく「市の経費をまかなう財源」を確保するために市営主義になったと、雑誌で読みました。
時代が変わったというとさみしいですが、すでにマイカーが普及してしまってから公共交通といわれても、なかなか公共交通への人や資金の移動は難しそうですね。期待はしているんですけど。
投稿: ちゃいにーず | 2004年12月26日 (日) 11時15分