埼玉>高尾
新作落語の雄として有名な、三遊亭圓丈という落語家がみえます。
18日に東京遠征があったのですが、午前中はヒマだったので「なっちにちなんで高尾山に行く」と「圓丈師匠にちなんで新栃木に行く」を夜行バス内で迷った結果、圓丈師匠が勝ったので、代表作のひとつである「悲しみは埼玉に向けて」にちなむ旅となりました。
「階段を上がってホームに出る。発車ベルは、まだ鳴っていた」で始まる、趣味的に非常に聞きやすい落語です。
「埼玉の隠し玄関」とか「群馬の物置」とか言われちゃってますが、非常に機能的にまとまった駅だと思います。
#日本のナンチャラの部分は文字にしにくいので表現カットです(^^;)。
昔からあるらしいパチンコ店「ビックリヤ」です(^^)。
パート2とか聞きましたが、それらしき看板はありませんね。あの部分はフィクションなんでしょうか?
4階建て以上は超高層ビルだった北千住に、新宿にもあるルミネがドン!と建っちゃいました。いまでは丸井もあるようですね。
さらに地域再開発も行われて…。
商店街の名前も変わりました。
イチマルイチマル??せんじゅう??
ダジャレだったんですね!
往年の勢いを取り戻しつつある北千住ですが、ホントに悲しみは消えたんでしょうか?
「19時43分発、準急新栃木行きの発車ベルは、まだ鳴っていた」の繰り返しが脳裏に焼きつきます。
足立一の名校、足立学園もありますよ。
#東口のビックリヤはどこにあるのか探せなかったので、撮影することができませんでした。
北千住のつぎの駅は小菅です。
見渡しのよさそうな高層住宅っぽい建物があっても、通常の生活をしている限りそこには入居できないらしいです。
夏になるとホームにつばめの巣ができたり、紙袋を持って改札を通ると「差し入れですか?」と声をかけられたり…。ふと、やさしい気持ちになれるかもしれません。
準急が北千住を出て最初に止まるのが、ここ西新井です。
ところでこの東武電車には、昔から言われていることわざがあるらしいです。何だろうと続きを聞いてみますと…
「降りるが勝ち」というもので、先に降りた者が勝ち、残されたものは負けるという厳しいものだそうです。その光景が最初に繰り広げられるのが、この西新井だそうです。
準急電車からぞろぞろ降りる客のうち、最後の人がこう言うそうです。
「やはり、お前たちは埼玉県民だったんだなぁ。俺たちは東京都民だ。ガッハッハ」
残された人たちは、
「埼玉のどこが悪いんだバカヤロー!俺の家なんか一ノ割だ!!32坪もある高級住宅地だぞ、この野郎!!!!」と言いつつ、悲しみにじっと耐えるそうです。
この光景は一ノ割でも展開されるようで、降りる人は「群馬か!栃木か!ヒャッヒャッヒャッ」となってしまうようです。
悲しい悲しい。
結局この光景は、終点の新栃木まで繰り返されるそうです(^^;)。
#途中、越谷で家を買った人の話し(北越谷伝説)が出てきますが、自己規制によりカット(汗)。
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ここまで書いてくると、ものすごくコケにしているように感じるんですけど、実際に聞いてみると味のあるいい話しなんですよ。やっとかめに生で聞いてみたいものです。
記事がものすごく長くなりそうなんで、落語中に出てくる日比谷線および浅草に関する箇所もカットしちゃいました。
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コメント
TXでも大差ないですよ多分。
青井=ウチら環七の内側だもんねぇ
六町=一応都内だぜ(一応ですあくまでも←利用者談)
三郷中央=埼玉通らなきゃ東京行けないんですか
南流山=皆さん小さな駅で降りるんですね
柏たなか=うわ〜茨城ですか、ご苦労様です
…あくまでも妄想ですが(^^;;
因みに千住界隈は上空にまだ余裕がありますが、六町まで来ると高圧線だのケータイの鉄塔だのが平気で建ってるので、中層ナントカ地域などと用途指定されるまでもなく高層ビルなど建てられません(爆)
投稿: kimaroki | 2006年2月19日 (日) 13時05分
<kimarokiさん>
当初の予定では、師匠の地元でもある五反野・綾瀬・六町かいわいも見たかったのですが、時間的に余裕がなくて断念しました(笑)。
ホームページで確認したらパート2もあるらしいので、いずれまた訪問してみたいです>北千住
投稿: ちゃいにーず | 2006年2月19日 (日) 19時52分