鉄道を趣味にできる幸せ
鉄道ジャーナルの今月号(12月号)と先月号(11月号)では青蔵鉄路の記事があります。日本に生まれ育った身からすれば、鉄道に対して「ビジネス利用の手段」・「旅行の手段」・「趣味の手段」のいずれからアプローチしても何の問題もありませんが、外国では「軍事の手段」として機能しているところが多いと聞きます。先月に台湾へ行ったときは、何も断られずに撮影できました。
一方の大陸では、チベットの奥地にまで鉄路が深まりましたが、この延びた鉄道は「誰にとっての鉄道なんだろう」とか「何のための路線なんだろう」と、鉄ジャの記事を読んで思いました。無い方がいいとまでは言えませんが、鉄ジャで紹介されたラサ(柆薩)を中心とするチベットは、ごく最近インターネットで有名になったニュースのこともあるので「きれいで雄大な景色などの概観だけに惑わされてはいけないな」とか「表からは見えない側面もあるのかな」と思ったりしました。うがった見かたなのかなぁ。
ともあれ、鉄道施設を撮影するだけで警察や軍隊が駆けつけるような国に生まれ育たなかったことは、それだけでも幸せなことと言えるのかもしれません。
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