ある訴訟のゆくえ
きょう最高裁判所での判断は、控訴審を破棄して京都地裁へ審理を差戻すというものでした。ということは、前の事実認定自体がおかしいってことですか?この裁判は台湾に訴訟能力があるのかも問われているのだから・・・。えー(>_<)!
京都地裁→大阪高裁→京都地裁→大阪高裁→最高裁と続いてきた裁判ですが、ここのところせっかく裁判所で地道に積み上げてきた実績が、なんだかグタグタになってしまいそうです。
日本は中華人民共和国との間の条約に縛られることもあるけど、肝心の条約の方が変だってこともあるしぃ。ホントは政治の力で何とかなってほしいけど、かなわぬ思いになるのかなぁ。負けないで!
(2007.03.29追記)
最高裁の判断に対する、台湾週報と人民日報の記事です。中国大使館のホームページをチェックしたいけど、重すぎて見れませんでした。
台湾週報(http://www.roc-taiwan.or.jp/news/week/07/070327i.htm)
人民日報(http://j.peopledaily.com.cn/2007/03/28/jp20070328_69304.html)
(2007.04.04追記)
台湾側の弁護士サイドは何らかの形で訴訟を継続したい旨の意見を表明しているようです。
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コメント
こんばんは。
* きょう最高裁判所での判断は、
大阪高裁の判決から20年も経っています。政治的な思惑で、長い間たなざらしにされてきたのでしょう。
ここまで時間が経てば、何のための裁判をやってきたのかわからなくなってしまいますね。
投稿: たべちゃん | 2007年3月28日 (水) 21時52分
<たべちゃんさん>
>政治的な思惑で、長い間たなざらしにされてきたのでしょう。
そういう面も大きいのでしょうけど、そういう「何となく」ってのが日本になじんだ感情なんだろうなとも思います。
個人的に何となくやっていきたいと思う(自分はその典型)のはいいんだけど、裁判所ってのは判断を求められるところですから、そこはビシッと言ってほしいところですね。
投稿: ちゃいにーず | 2007年3月29日 (木) 21時14分