山梨からの帰りにて
先週の土日は河口湖まで行ってきたのですが、その帰りに運転手をしてくれた知り合いにわがままを言って、山中湖と三島に寄ってもらいました。
学生のころからの念願と、おいしいものが食べたかったものですから・・・。
いまではすっかり小説を読めない無精者ですが、就職するまでは三島由紀夫がすごく好きでかなり読んでました。あさみんが巡りあわせためったにない機会。自分の中では強引だなと思いつつ、クルマじゃないと行けないところなんで、連れて行ってもらいました。
三島由紀夫文学館の入館料は300円でリーズナブル。それでいてコンパクトによくまとまっている展示内容でした。
三島由紀夫の本を読んだからこそ、武力の行使でものごとを解決したくないという気持ちを、自分に養えたのかなと思います(*)。
御殿場まで向かう途中で撮影した富士山です。雪がきれいにかぶって、めっちゃんこきれいです。
演習場が近隣にあるからか、自衛隊の車両と頻繁にすれ違いました。地元では体験できない光景でした。
三島をホームページで検索したら、うなぎという文字が結構出てきたので、レンタカーの返却がてら昼食をすることにしました。
地元でも「かままぶし」がありますが、こちらでも「かまめし」があったのでチョイス。おいしいことは間違いないんだけど、うなぎが関東風に蒸してあってメチャっとした感触だったのには、食文化の違いを感じました。
こういうことも、旅をしたからこその体験です。
新幹線の中で放置されていた新聞を見たら、瀬戸内寂聴の連載で三島由紀夫の話題が。何たる偶然なんでしょう(>_<)。
ビールで乾杯して山梨訪問を締めくくったのでありました。
めでたしめでたし。
(*):これと自衛力の放棄は別問題です。日本を攻撃したらしっぺ返しをくらうと思わせる最低度の腕力はあっていいと思います。それが台所の鍋や釜程度のものであったとしてもね。
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