健康診断と費用対効果
今週発売の週刊新潮を読んでいたら、このようなことが書かれていました。
健康診断は、費用対効果でみると、ほとんど意味がないことがわかったのです。「医師だけが美味しい『健康診断』」
週刊新潮(2007年4月19日号)健康【狂】時代(中原英臣)より
健康診断やら人間ドックやらを仕事場で「受診しろ」みたいなことを自分も言われてますが、その意味は「健康管理の重要性を、本人にも意識させる」ことであって、それ自体で病気を発見することじゃないんだろうと、自分は思ってます。おカネという尺度で測ってしまったら、会社や税金が補助するものの多くは意味がそがれてしまいますよね(事実は事実でしょうから、雑誌に書くことはいいと思います)。
初めて受けた人間ドックで眼の疾患(病気ではないので、治せないみたいですが)を指摘されたので、5ケタの金額を自己負担したものではあっても「自分がどれほどのものか」をわきまえる、いわゆる身の丈を知った意味は充分にあったかなと思ってます。そういう経験があったので、いままで受診しないと言っていた先輩にも「人間ドックは受けた方がいいですよ」と薦めたくらいなんですけどねぇ(^^;)。
週刊新潮といえば、ここ3週ずっと芸能関係の追及記事があるけど、そっちは自分の範疇外なので特に取り上げることはなし(ボソ)。
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コメント
件の雑誌は読んでいませんが、いったい何をいわんとしていたのでしょうね?
年1回の健康診断は会社の義務ですし、そうでなくとも健康診断は不要だと訴えているのでしょうか?
たしかに検診する医者側の儲けは相当なものがあるかもしれませんが、だからといって、何か是正できそうなことって、あるのかしらん?
投稿: tucker | 2007年4月12日 (木) 23時51分
<tuckerさん>
携わる側の人がわざわざ連載記事で書くくらいなんですから、「どうすればいいか」というところまで踏み込んでくれたら、さらに読み応えがあったんですけどね。
書くと食いっぱぐれるから書けないのかな(^^;)。
投稿: ちゃいにーず | 2007年4月13日 (金) 22時07分
オイラは仕事でゼネコンさんの現場に入るコトがあるのですが、最初の朝礼の際に新規入場の書類を書いてから現場の説明を受けます。その書類に健康診断を受けた日付を書く欄が有ります。そんなわけで現場に入る職人さんはみんな健康診断受けてますね。
オイラは会社費用で健康診断受けてますが、正直なところバリウムだけはパスしたい(苦笑。
世良満久
〆
投稿: 世良満久 | 2007年4月15日 (日) 08時19分
<世良さん>
バリウムは何度か飲んだことがありますが、あれって飲み始めは「ゴクゴク飲めちゃうかも」と思うんです。ひと口ふた口くらいは(笑)。
あういうのも試練だと思えば耐えられます。あの程度のものを試練と呼ぶかと言われると、ウグッとなってしまいますが(^^;)。
投稿: ちゃいにーず | 2007年4月15日 (日) 14時31分
一緒に仕事してる人が健康かどうかの判断もできない国はたぶん日本だけじゃないですかね…。orz
by通りすがりです
投稿: azeru | 2013年1月 5日 (土) 23時53分
<azeruさん>
>一緒に仕事してる人が健康かどうかの判断もできない
調子が悪そうだなというくらいはわかるでしょうが、何らかの疾患があるのかどうかは、素人じゃわかんないのかなと思います。
逆に、勝手に健康じゃないと判断されるのは怖いですよ。仕事を追われることにもなりかねませんし。
投稿: ちゃいにーず | 2013年1月13日 (日) 08時07分