台湾に行ってきました2007(3-2)
7月13日(金)
午前中に行ったところ
忠烈祠→故宮博物院→金龍→鼎泰豊
この日は8時30分にホテルのロビーに集合ということで、セットした目覚ましにしたがって7時に起床し、ホテルのバイキングで朝食。コーヒーと紅茶とどっちにするか尋ねられたので、そこは迷わず紅茶を選択。選べるなら絶対に紅茶っしょ!写真に残すはずだったバイキングのメニューは、撮影を失念してしまいました。
部屋で身じたくを軽く整えて出発。初日と同じくマイクロバスでした。ふたりはコースが違うとのことで、ホテルをまわりながらピックアップして、この日は13人で行程をともにすることとなりました。若夫婦みたいなカップルもいるけど、比較的年齢層が高くて、きょうも落ち着いて旅行ができそうです。お母さんと娘さんというコンビが複数あったのは意外。いい団体に混ぜてもらえると、自分もやさしい気持ちになります。
最初は忠烈祠。
この前来日していた李登輝の会見によれば、ここにまつられている人は決して台湾のために血を流したとは限らないとのこと(*)。いままでの政治的事情を考えれば「そういうこともあるよな」と思うのですが、そういう知識を持ってから現物を見ると、去年とは違った感じを受けます。9時の衛兵交代をチェックしました。
(*)
華視のニュース
http://www.youtube.com/watch?v=IJ1FmSKaZJ4
チャンネル桜「報道ワイド日本」6月11日放送分
http://www.youtube.com/watch?v=4siVgvZpsS8
http://www.youtube.com/watch?v=ebIV3fzWt7Y
(↑発言内容は至極納得なのですが、スカパーなのがとても残念ですね)
日本李登輝友の会でブログを持っているようです
(ブログの該当記事3つめの質問が、上記映像と重なる箇所です)
少しにわか雨に降られましたが、何とか見ることができました。
中をのぞけば「国民革命烈士之・・・」とあります。国民といっても少し前までは、国民党のために命をささげる人だけが顕彰の対象だったということなのでしょうね(現在の与党は民進党)。
そして故宮へ移動。
去年行ったときにはまだ改修中でしたが、完全オープンになってました。前回も人が多くてガイドがなかなか聞こえないだろうと思っていましたが、今回は新たなグッズを使用しての案内がされました。
ひとりひとりに故宮の備品であるイヤホンが配布され、無線で劉さんのガイドを聞くという寸法。これなら無理やり人をかき分けなくても案内が聞けますね。滞在時間は90分で、ガイドが60分・自由時間が30分という感じでした。
ガイドさんによって多少はまわる箇所が違うようですが、その辺りは個性なんでしょうかね。劉さんの場合は書物の説明が全くありませんでした。
というわけで、自由時間は書に関するものが見たいなとプラプラ。「【玉丁寧館】紀念展-秦前院長捐贈文物及其書法-」を見ることにしました。
故宮の後は金龍へ。
この辺りは、前回とほぼ同様って感じ(^^;)。おみやげにパイナップルケーキ。買う品物も去年と同じ(汗)。
やっと昼飯だぁ。鼎泰豊へ。
去年は知り合いの案内で忠孝店、きょうは信義路の本店に案内されました。日本から来た人を含めて来場者めっちゃんこ多数で、なかなか入場できませんでした。しかし、となりの金石堂書店さんは、冷房効きすぎです。冷風が吹きすさんでました(^^;)。
やっぱし昼間からビール頼んじゃいました(^^;)。
前菜
青菜炒め
小籠包
スープ2点
蒸し餃子3点(野菜・えび・白身魚)
デザートの饅頭
ビールを含めて、ひとり頭の負担は400元くらい。こちらが安いのかもしれませんが、日本が異常に高いのかもしれません。きのうの晩飯に続いて、また自分が皿をさらえる係りに。台湾まで来て、小籠包は残してカンてー!。
午後に行ったところ
中正紀念堂(台湾民主紀念館)→DFSギャラリア
(フリーで)国父紀念館→台北101
昼食をとった後は足早に、中正紀念堂に行きました。最近の政治事情で名称がコロコロ変わっています。旅行代理店でパンフレットをもらった時点では台湾民主紀念館に改称とのことでしたし、現地でも劉さんは国民党と民進党の話しを交えつつ改称のことを言っていたのですが、日本に帰ってきてから調べてみたら、実は旅行日時点では中正紀念堂が正式名称だったらしいです。政治は難しいです。
時間が少なくて劉さんの話しを聞くだけで、現場へ近づけなかったのですが、いくつかある建物のあちこちに覆いがされてました。
去年は入れた蒋介石像にも覆いがありましたが、これも「台湾の独自性アピール」の一環なのでしょうか。
DFSギャラリアでの買いもの休憩。
このあとは本来「ここで解散」か「ホテルへの送迎」なのですが、はからいによって「みなさんの移動地へ送迎」に変更となりました。自分は開館時間と同行者の都合で、国父紀念館へ行くのでさっそくリクエスト。みなさんを降ろしつつ、イチバン最後まで乗車して到着です。ここからはフリーでの移動です。
国父紀念館に到着!
1日の最後となる16時の衛兵交替に、ギリギリで間に合いました。特別展として日中戦争当時の写真がいろいろ展示されていました。
去年もひとりでプラプラしたときに考えたことですが、この特別展においてもやはり、真偽に疑問がある写真がありました。
国父紀念館から台北101まで徒歩移動。
これも同行者が違うだけで去年と同じです。去年よりもゆっくし歩いているので、台北議事堂や市政府庁舎の文字のつくりもよく見えます。
去年は別料金を払って屋外展望台まで行きましたが、ことしは屋内展望台のみ。その代わりに音声案内ガイド(無料)を借りて、くまなく聞きまくりながら四方を見ることにしました。写真は展望台から、国父紀念館・台北議事堂・市政府庁舎を見たところです。
もうそろそろ18時。晩飯を何にしようかと財布を見てみると、おカネがもう残りわずかになってました。帰りの移動手段のことを考えると、外で食べれそうにありません。地下のフードコートを考えていたんですけどね。展望台料金を払ったら、ひとり頭の残金が100元を切ってしまったしだい。というわけで、おとなしくホテルに戻るために送迎バスのりばに向かいます。
台北101(送迎バス)市政府(MRT)忠孝復興と移動して、駅に直結しているそごうから外に出てホテルへ(MRTのことは番外編で別途に書きます)。
ホテルに帰ってきてしまえばカードが使えるので、レストランで晩飯にしました。台湾料理じゃなくなってまったけど、ここでほんのちょっとだけ両替するのもシャクだからなぁ。
で、ここでも当然のように台湾ビールをいただきました(^^)。
部屋に戻ってからは華視の番組を25時くらいまで見てから睡眠をとりました(華視のことも番外編で別途に書きます)。
(3-3に続きます)
(2007.07.28追記)
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