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2008年1月 5日 (土)

台湾マラウイの国交危機?

台湾国際放送によると、台湾とマラウイ(アフリカ)間における国交断絶の可能性が出てきたようです。

1月3日のニュースでは「台湾側の誠意を最大限示して関係維持に全力を尽くす」ために、黄志芳外交部長がマラウイに向けて出発したとのことでしたが、1月4日のニュースでは肝心の外交部長が「マラウイに入国できず、スワジランドに向かった」とされてます。4日の中華電視公司のニュースでも、同旨の話題が取上げられていました。

話し自体は去年末のYahoo!ニュースにもあったのですが・・・。
日本が世界の多くの国に存在を受け入れられていることをありがたいと思うとともに、一時の事情でなびいてしまう(なびかざるを得ない?)国が存在するという事実に寂しさも感じるところです。


(参考)
台湾国際放送
 1月3日「外交部長が急遽マラウイへ、国交が危機か」
  http://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=50206
 1月4日「国交が危機、外交部長はマラウイに入国できず」
  http://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=50282
  mms://play.ccdntech.com/vod09/wma/5200801042030.wma
中華電視公司
  http://cts.im.tv/info.asp?VideoNo=43379&method=&page=2&next5=0&frm=NewsPage.asp?catno=49

(2007.01.07追記)
Yahoo!ニュースでも後追いが出ていることを別記事で取上げました。
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080107-00000012-rcdc-cn

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コメント

mixiからやってきました。こんにちわ。

マラウイに住んでいると、いかに台湾からのドネイションが多いかを痛感できます。コンピュータや、学校、鉄道等(ドネイション元の台湾国旗が貼ってあるのですぐわかる)。他、スカラシップとかも。

私はニホンジンなんですが、いまだにタイワンジンだと思ってる同僚もいるぐらいです。

マラウイアンにとっては日本よりも台湾の方がなじみの深い国なんですよ。

>「マラウイに入国できず、スワジランドに向かった」

んー、理解に苦しみます。どうなってしまうんでしょうか。

投稿: | 2008年1月 5日 (土) 13時35分

<ふさん>

>タイワンジンだと思ってる同僚もいるぐらいです。

遠い異国のこととなると、そうなることが多いのでしょうか。
今回は台湾の関連でアフリカのことを取上げましたが、アフリカに住んでいる人たちをテレビで見ても区別はできないので、そういう感覚なのかなぁ。アフリカの国境は民族の区分とは関係なく引かれたから、そもそもそういう区分け自体が論外かもしれませんが・・・。

投稿: ちゃいにーず | 2008年1月 6日 (日) 01時58分

台湾とマラウイが断行とのニュースを先日、友人から聞かされて驚きました。僕は、青年海外協力隊時代に台湾人の方と一緒に仕事をしていたのです。どれだけ、マラウイが台湾から国造りの過程で世話になってきたのか、一端を知る者として悲しい限りです。台湾のマラウイへの貢献を、いつまでも尊敬してます。中国のあからさまな外交は、ますます厭らしくなってきていますね。

投稿: ムランベ | 2008年3月 4日 (火) 18時02分

<ムランベさん>

>マラウイが台湾から国造りの過程で世話になってきたのか

ぼくは残念ながら、どの程度のお世話だったのか、一端さえわかりません。
いまの台湾は「中国と別個の存在であると思っていただいて結構」という方向に大きく傾きつつあると思うのですが、それを許さない存在がとてつも大きくなりすぎて、台湾がつぶされてしまいそうで、とても気になります。

台湾の安全が脅かされていることは、日本にとっても「つぎはここかも」という不安につながることですからね。

投稿: ちゃいにーず | 2008年3月 4日 (火) 22時04分

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