【レポ】08/02/09「南京の真実」試写会@八尾
きのう行われた、映画試写会に参加してきました。
【名称】「南京の真実」第一部 七人の『死刑囚』 完成記念大阪特別試写会
【日時】2008(H20)年02月09日(土) 18:30~21:55
【場所】八尾市文化会館(大阪府八尾市)
【進行】
あきやまかなこ(字不詳)の司会で進行
・舞台挨拶
藤本景三(「南京の真実」関西上映実行委員会)
三宅博(八尾市議会議員)
来賓紹介
有本明弘(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会副代表)
森岡正宏(新しい歴史教科書をつくる会奈良県支部長)
西村眞悟(衆議院議員)
水島総(「南京の真実」第一部 七人の『死刑囚』監督)
・映画上映
【感想】
前から気になっていた映画だったのですが、地元での上映予定がわからなかったので、大阪まで遠征をすることにしたしだいです。
木曽川を渡ったら雪がちらほら。青山くらいから吹雪いて来て、遠征自体に影響はないとはいえ、気になり車中では寝れませんでした。
遠征地である八尾に行くには時間が早かったので、せんちゅうまで寄り道。桃山台と千里中央からのバスは全便運行見合わせで、タクシー乗り場がものすごい行列になってました。いったん大阪市内のホテルでチェックインしてから現地に向かいました。
18時ころに現着。人数的に年齢層の偏りがあるのは予想できましたが、それでも老若男女そろっていたと思うし、外国語をしゃべる女性組も見られました。
大ホールで目測8割、1000人弱はいたのかな・・・。
・映画を見た感想としては、とにかく「大人の映画」だということです。今回はいわゆる東京裁判で絞首刑となった7人のことを追っているのですが、自分のことで恐縮ですけど、この7人ですらぼくは名前を認知しきってはいません。史料としての価値は大いに認めるし、みんなが一方向に向かいつつあるときに「いや、違うんだ」という姿勢はめっちゃんこ評価できるのですが、この映画はある程度の予備知識がないと退屈してしまいかねないなと感じました。ってことは、ある程度の予習をすれば、かなり見応えのあるものだってこと。
見終わったあとの上本町行き電車内では、となりに座ったおじいさん二人連れが「とにかくケツが痛うなったな」って話しをしてました。主義主張も大事なのですが「言っていることは正しくても、とにかく疲れた」ってなってしまっては、意義も半減かなと思います。三部作になるようですから、このあとどうなるか期待をしたいところです。
・舞台挨拶の際に3時間ちょいという話しがされ、現実には2時間55分ほどだったのですけど、それでも途中で出入りする人が、気になってしかたがありませんでした。「興行」と「事実を周知すること」は、兼合いが難しいところですね。
パンフレットを購入したほかに、座席には封筒入りのチラシとアンケート用紙、席への入場口によってはビニール袋入りのチラシ類が配られてました。このビニール袋は映画鑑賞中、そこかしこからガサゴソしていました。直接には見る人の問題ですが、こういう袋で配布することも気にはなりました。
今回の遠征をする上でイチバンの不安だったのは、無料で見れる代わりに個人情報を提供しないといけないのか、という部分でした。無料で参加できることの引換えと言われれば、そこは妥協しないといけないかなとも考えて参加したのですが、何も聞かずに参加させてくれたのは気分がよかったです。まずは「知ってほしい」という心意気を感じることができました。
できあがってしまった意識を変えるのには、とりあえず自分ができる小さいことからでも、一歩ずつ進めないといけないということなのかね。自分の身のまわりの安全が確保できて、初めて他人のことをも考える余裕ができますから。日本に住む人向けの映画としてはいいんだけど、外国に住む人向けの映画としてはどうなんだろう。第三部では全編英語でつくると言っていたし・・・。
帰りのアーバンライナーでは、復活した車内販売に敬意を表してホットコーヒーを注文してみました。
ホントは朝からスーパードライをいきたかったんだけど、前日に発泡酒を飲みすぎて「まぁいいわ」って感じになってました(汗)。
(2008.02.11追記)
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コメント
はじめまして。
「もののふのこころ」という弱小ブログを管理しております、kousotsudrと申します。
貴エントリーが同じ関西上映会関連だったのでTBさせていただきました。
それにしても、行き帰りに近鉄アーバンライナー迄一緒とは・・・私は行き13:00発、帰り11:00発、しかも一号車8Aでした(笑)。
ご批判は真摯に受け止めなければならないのですが、好意的にお書き下さいまして有り難うございました。
投稿: kousotsudr | 2008年2月10日 (日) 22時51分
<kousotsudrさん>
>ご批判は真摯に受け止めなければならないのですが
批判をしたという意識は自分にはないんですけどね(^^;)。時間が長いということは、水島監督も自ら「人間の集中力は1時間が限度」とあいさつしていたくらいですから、意図してやっていることであって、しかたがないのかなと思ってます。
好意的という部分をわかっていただけて、記事にしたかいがありました。感謝です。
投稿: ちゃいにーず | 2008年2月11日 (月) 01時37分