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2008年2月20日 (水)

台湾に行ってきました第3弾(4-3)

この記事は2月15日、台湾旅行の3日めのものです。
 (1日め2日め4日め番外編

2月15日の行程
 (午前)ホテル→淡水→台湾民主紀念館
 (午後)台湾民主紀念館→台北駅周辺→国父紀念館周辺→台北駅周辺→ホテル

きのうは朝のラッシュにガチでぶつかって大変だったので、9時までホテルで粘ってから出発しました。ラッシュ前にホテルを出れば空いているのでしょうけど、早くは起きれませんからね(^^;)。

台北駅で淡水線に乗換え。北へ向かう分には剣潭までは乗ったことがあるけど、そこからは初乗車体験。途中の士林と北投ではホームに降りて電車をやり過ごし、ホームの様子を撮影しながら淡水に向かいます。北投からは電車もガラガラになったので、初めて台北の地下鉄で着席移動。

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淡水に着いてからは、川沿いに紅毛城へ向かって歩きます。テレビの撮影も見られましたが、全般的には平日朝の10時過ぎということもあってか、歩いている人は少ないです。カップルがイチャついているのはいくつか見れましたけど(^^;)。夕暮れどきがいいみたいなことを言っていたから、あえて混雑する時間を外したのですが、初心者は王道である夕方に行った方がよかったのかもしれません。
英国領事館もあってイギリス人のかたなのかニコニコしていたけど、有料だったのですぐに折返し(笑)。こういう性分は、もったいないのかなぁ・・・。

080215danshui淡水駅への戻りは中正路を歩きました。途中に福佑宮を通ります。異国の地で自分が意識しすぎなのかもしれませんが、どうも電飾がチカチカした宗教施設が多い感じがしました。

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こんどは南へ南へと移動して、中正紀念堂駅で下車して台湾民主紀念館へと向かいます。建築物の名称は変更されましたが、駅名は元のままです。政治的な都合なのか経済的な都合なのか、どうなんでしょうねぇ。

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台湾を訪れるたびに来ているところですが、かつては見られた衛兵は姿を消していました。その代わりに台湾の民主化の経過を示す展示物がたくさん掲出されていました。銅像のすぐ近くにまで接近できるようになったのは、蒋介石に対する見方の変化なのでしょうね。かつては一部の自由はあっても、言論の中身によっては安全が保障されない、厳しい時代もあったのですから。

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「台湾人権之路特展」が開催されていました。台湾がその独自性を発揮しつつ、世界から受入れられようしている意気込みを感じることができました。こうなるとやっぱし「感じることはできても言葉を読取れない」というのが、どうにももどかしいですねぇ。
「大中至正」が「自由廣場」に変わっているのも、しかと確認し、西門経由で台北駅へ向かいました。

台北駅で下車してYMCA裏の辺りをウロチョロ。個人的なおみやげを物色したのですが、これ!というものが見当たらなかったので、ふたたび地下鉄に乗って国父紀念館に向かいます。ホームには誘導の看板があったり、出入口ではスタッフが案内板の据付をしていたりしました。この日(15日)から台北燈節だったんですよねぇ。

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国父紀念館の正面入口前では、この日も子どもが遊びまわっていて微笑ましい光景でした。こちらは台湾民主紀念館とは違って、まだ衛兵が見守っています。
燈節というだけあって、やっぱし夜に来ないとどのくらいすごいのかが、わかりにくかったりします。ホテルの周りでは前日から爆竹や花火がバンバン鳴っていたので、その場で出くわしたらすごいんだろうなと、思うことだけしかできないのがはなはだ残念でした。

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おみやげに何かないかなと思って、101ビルや新光三越をブラブラ。結局は何も買わずじまい(^^;)。101からの送迎バスは以前にも乗ったことがあるので、今回もそれに乗ろうかなと思ったら、世界貿易センターで「台北国際書展」が開かれていて、市政府駅まで送迎バスが出ているみたいでした。こっちの方が頻発している感じだったので、並んでみたら次のバスがすぐ来て、座って移動できました。
アニメ図柄の紙袋を持った青少年がたくさん乗り込んで来て、日本文化も台湾の書籍文化発展に貢献していることを感じられ、旅行に来た成果をまたひとつ実感できました。

市政府から台北車站まで地下鉄に乗って、こんどは新光三越台北站前店へ。エレベーターガールに案内されて12階、言葉はわからないながらも『上へ参ります上へ参ります』と言っているんだろうことと、扉が閉まるときに来客をガードするしぐさが日本と同じことは確認できました。MAKIYOの東北・東京旅本を立読みして、ホテルへ戻りました。

最終日は朝のことがあるから早めに寝ないとねと思ったら、この日もドアをノックする音がします。前日も音のした気がして、そのときは「となりの部屋やろ」と思って対応しなかったのですが、どうも自分の部屋のようです。お茶を持ってきてくれたようで、フロントの案内もないままでのそれ自体もどうかと思うのですが、別件のあっせんがあったのには参りました(その人の言うには、12000円だそうです)。別件については「絶対いりません」と引取ってもらいましたが、最後の最後にこういうことがあろうとは。うかつにドアを開けちゃいけませんね(^^;)。


(2008.02.23追記)
heyelienさんのブログにトラックバックを打たせていただきました。


(4-4に続きます)

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コメント

初めまして。
mixiのあしあとからこちらへたどり着きました。
宜しくお願いします。

>駅名は元のままです。政治的な都合なのか経済的な都合なのか、どうなんでしょうねぇ。

これは私の憶測なのですが、
恐らく、MRTの会社が台北市も出資の第三セクターであることが
大きく関わっているのではないかと思います。

ご存知の通り、現在の政権与党は民主進歩党ですが、
台北市の市長は国民党出身です。

いくら政府の方針とはいえ、おいそれと追随するわけにはいかなかったのでしょう。

なんだか、今の台湾のジレンマを象徴するような出来事ですね。

投稿: たに | 2008年2月22日 (金) 20時42分

<たにさん>

>MRTの会社が台北市も出資の第三セクター

なるほど。一部を除いては、国民党が圧倒的に優位ですもんねぇ。
個人的には「あの建物はかつて、国民党の勢いを抑えることができない時代にそう名づけられていた」という意味を残すために、変更しなくていい気もしますが、それだと駅名は何のためにあるのかわかんなくなっちゃいますか(^^;)。

投稿: ちゃいにーず | 2008年2月23日 (土) 15時07分

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