ロングかクロスかで思うこと
通勤する電車の座席はロングシート(進行方向横向きに着席)とクロスシート(進行方向前後向きに着席)のどちらがいいかという議論が、ネットや鉄道雑誌で起こることがあります。
こういうのって、個人個人の通勤事情によって大きく変わるので、なかなか「これ!」という結論が出ない問題だと思います。まぁ、結論が出ないことを知っていて、あえてネタにしているんでしょうけど(^^;)。
個人的には「通勤の際に乗る」という前提に立つなら・・・
となりに人が座らない混雑度なら、クロスシートがいい
となりに人が座ってくる混雑度なら、ロングシートがいい
立席になるんだったら、絶対にロングシート
となります。
大方はそういう結論になると思っとるんだけど、ちゃうんですかね?
思いっきし空いているんだったら、前向きに座って景色を見れる環境を確保できる方が、朝から疲労感を覚えることがなくていいんですけどね。両となりともに人が押寄せて来るくらいの混雑になるんだったら、降りたいときに降りれる状況を確保することが、まずは最優先になるので、やっぱしロングシートとなります。
通勤という事情なら複雑ですが、旅行で乗るんだったら当然にクロスです。観光で出くわしたのがロングだったら、キツイ気持ちはわかるしね。解決しない論争に巻込まれる鉄道会社も大変でしょうな。
ってか鉄道会社は、論争をそもそも「たわごと」と問題にしてないか(汗)。
鉄道好きが気にすることってクロスかロングか以前に、鉄道利用者そのものの減少に対してどう対処するべきか、ってことだと思うんだけどね。それはクロスシートうんぬんのような、着席環境だけで解決することじゃないし。
通勤にはマイカーを利用したくないと思わせる方策を実現できることが、弱者対策にとっても地球環境にとっても、より多数の利益享受に近づくと思ってます。強制力を発動させられないうちにマイカー利用者側から、できれば理性を働かせてほしいですね。
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コメント
おはようございます。
* 通勤する電車の座席はロングシート(進行方向横向きに着席)と
個々人の状況に左右されるので、結論が出ないテーマですね。最終的には、「多くの人が満足するにはどうすればよいのか」という観点で決めなければなりません。
* 鉄道好きが気にすることってクロスかロングか以前に、鉄道利用者そのものの
これはスピードアップの一言に尽きるでしょう。遅い鉄道には乗ってくれません。車の免許を持てば、遅い鉄道にわざわざ乗るような人はいません。
投稿: たべちゃん | 2009年1月15日 (木) 04時50分
<たべちゃんさん>
>スピードアップの一言に尽きる
確かに自分も前から思うのですが、自前で費用負担したいといけない鉄道は、環境整備がなかなか難しいですよね。
クルマが平均50キロで走れる環境下なら、並行する電車は平均100キロくらいで走行できないと、ドアドアで移動できるマイカーには勝てないのかなと漠然と感じてます。
投稿: ちゃいにーず | 2009年1月16日 (金) 20時49分