伊丹を残すから書店が無くなる?
Yahoo!ニュースを見ていたら、このような記事がありました。
「丸善なんばOCAT店」(大阪市浪速区湊町1、TEL 06-6635-3225)が9月末で閉店する。
ニュースの中では、丸善とジュンク堂は同グループであり、必ずしも負の影響があるとは限らないような書きかたで終わっていますが、ホントにそうなのかは疑問に思うところです。
そもそもは、伊丹空港は廃止するという前提だったはずだったのに、ずっと居座ってしまっているがために、出版や頒布という書籍文化においても大きな影響が出てくる事態になってしまいました。
「出版物はネットで買えるんだから、本屋がつぶれても関係ないわ」という立場と、「本は実物を見定めてから買いたい。そういう目に見える場が地域には必要」という立場の問題が、伊丹空港が存在するがゆえに発生してしまいました。こういう目に見える本屋が身近にあってほしいということは、いまにあっては(大書店の存廃だけに限らず、地元の小書店が現に無くなりつつあるので)常に付きまとうことですが、空港問題と絡んでいたので見過ごせませんでした。
丸善のOCAT撤退を踏みとどませることはもうできないにせよ、みんなで一度は考えてみたもらいたい・・・んだけどなぁ。
(参考記事)
丸善「なんばOCAT店」が9月末で閉店-OCATの核テナントが撤退 /大阪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090829-00000003-minkei-l27
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