名古屋市営バスの高蔵寺進出
名古屋市交通局のホームページを見ていたら、このような記事がありました。
市バスが新たに上志段味地区へ単独運行を行うとともに、現行市バス路線の変更を行います。
経営状態が「思ったほどはよくない」証しなのでしょうか、JR東海バス(*1)と名鉄バスがゆとりーとラインから撤退をすることと引替えで、市バスが単独で志段味、さらには市域を超えて高蔵寺まで単独路線網を拡大させることになります。
民間会社が撤退するということは「ここは儲からない」と思われとるわけで、お荷物を抱えさせられるという言いかたもできます。しかし、守山は名古屋の中でもさらなる発展の期待できる地区であり、この地域における新たな公共交通機関の定着は、まだ長い時間をかけて見守るべきものだと思います。
市営バスに統一されることで均一運賃区間が拡大(小幡緑地以東は200円均一)され、乗車区間による運賃値下げが期待できます(*2)。ルート選択によっては、高蔵寺まで一日乗車券で行けてまうんですよね。
人口の定着には、少し期待を持たなければいけないところがありますが、これから伸びていく街・成長していく街を傍らから見ていることができるのは、幸せを感じられる一端であります。
一方で水野へ行く路線がなくなるのは、個人的にかなり残念な気持ちです。あの辺りは「気になる街」なんですよねぇ。なぜだかはわからんのですが・・・。
(*1):JR東海バスはゆとりーとラインだけでなく、一般路線バスすべてからの撤退を表明ずみです。
(*2):こういう政策にこそ、ぜひ税金による補助を期待したいものです。この記事では用語を、料金ではなく「運賃」に統一しています。
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