新潮と朝日でダブる記事
今週号の週刊新潮(2009年10月15日号)ときょう付けの朝日新聞を読んでいて、気になるところがありました。
1:川上未映子について
先週の木曜日に買った、今週号の週刊新潮における彼女の連載でのタイトルは、インストアライブをしていた過去のことと最新刊のサイン会のことを、対比させながら回顧した、
「ありがたさ」の有り難さ
というものでしたが、きょう付けの朝日新聞文化欄(2009年10月14日付け夕刊、名古屋版6ページ)で、ちょうど顔写真つきで最新小説のことが紹介されていました。
過去の音楽活動のことは、新潮を読んで初めて知りました。そしてぼくにとって、気になる小説家となりました。どこかに接点があるというのは、どういう分野においても重要なことだと思います。
小説の中身も「ある程度は興味が持てる」ことなので、本を買ってみようかなと思わせました。
2:小澤マリアについて
ぼくは「名前は知っていても、見たことのない」人ですが、インドネシアのイスラム教聖職者団体において危険人物扱いされた旨の記事を、新潮で先に読んでいました。こちらについては、新潮が「大げさに書きすぎなんとちゃうの?」と、週刊誌ならではだわと思っていたところ、川上の件と同じように、きょう付けの朝日新聞国際欄(2009年10月14日付け朝刊、名古屋版8ページ)で同旨の記事(インドネシアで抗議デモがあったこと)が掲載されていました。
もっとも、朝日ではAV女優という表記はありますが、それが誰なのかは書かれていません。それが誰であるかってのは、市民の関心事だと思います。そういうことの積重ねが、さまざまに伝えられていることが事実であるのか事実でないのか、その判断材料になるのですけどね。
結果的に後発の記事なのに、そこに踏込まない朝日に、めっちゃんこ残念な思いがしました。
#「東洋一のスクープ誌」であるBUBKAで、ぜひ取上げてほしいです。
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