ライバルがあることの大切さ
JR東海のホームページを見ていたら、このような記事がありました。
名古屋ターミナルビル株式会社(以下、「名古屋ターミナルビル」といいます。)を完全子会社とすることを決議し、株式交換契約を締結
この記事自体は、国鉄時代からつながっている建物ですから「ふーん」と思ってしまうのですが、大事なことを忘れていました。
名古屋ターミナルビルには、松坂屋のエキ店が入居しています。
名駅一帯はビルの建直しが続々と行われており、このターミナルビルや旧中央郵便局もその対象になっていたと思いますが、建直し後に松坂屋が追出されてしまうような事態が起こる(*)のではないかと、若干の心配をしました。
JR東海がタワーズを着工する際には松坂屋を入居させる構想もあったところ、実際には高島屋が入居することになりました。高島屋の予想外の好評がゆえに、松坂屋の(会社内の立場も名駅一帯の影響力でも)相対的地位は低下していた印象はありましたが、これを機に名駅から退去ということもあり得るなと感じたり。
大丸と絡んでからは地元意識が欠けてきているし、地方の一店舗という視点でなく「地元企業が牽引力を見せる」場であってほしいのですが、高島屋を受け入れてしまった以上は難しいのかな。ライバルはいた方が、どんなことでも盛上がるはずなんだけど、名古屋程度の経済力では無理なのでしょうか。名鉄も3館一体化してから、逆に元気がなくなっとる気もするし。
(*):矢場町と名駅では店舗面積や売上げに規模に差がありすぎるので、何かの機会があればJR東海や(大丸と提携後の)松坂屋が「潰してしまえ」と思ってないか、どうにも心配するんですよね。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 箱根そばと小田急完乗の旅(2020.02.25)
- 名古屋市営地下鉄の1日乗車券は24時間券へ(2019.04.29)
- 名鉄ネット予約開始へ(2019.04.28)
- お得なきっぷの一部廃止(2019.02.10)
- 整備新幹線320キロ運転へ(2019.01.14)
コメント