黒部へ行ってきました(2-2)
黒部へ行ってきました(2-1)の続きです。
室堂は雪の大谷にやってきました。
寒いのは大嫌いなんだけど、こういう景色は見たいと思ってリクエストしてしまう矛盾。こういう要望に応えてくれる存在が身近におることにも、大いなるありがたさを感じます。
防寒具にはある程度の気を使っていたのですけど、靴はスニーカーのままで来てしまっており、雪の中を歩くかは若干迷いました。でも、ここまで来たら「歩かな価値がなかろう」と歩いてみました。標高2400メートルなんで、そんなに急いでは歩けません。
パノラマロードから大谷ロードへ移りました。
テレビで見た光景が目の前にあります。身体に吹いてくる風はめっちゃんこ厳しいのですが、その反面で自分にささってくる日差しは心地よい暖かさであり、例えるのが難しい感触でした。
室堂駅まで戻ったところで駅の温度計を見たら、マイナス4度を指していました。雪もちらちらと降ってきています。
それはそうと、中国語を話す観光客がここ数年、めっちゃんこ多く感じられます。中国パワー恐るべし、この高度2400メートルにも数十人単位でみえます。簡体字の旗を持っていたので、台湾ではなく人民共和国からみえたのでしょう。室堂駅で中国の団体客に写真撮影を頼まれました。こういうのも、日中友好の一環ですよね。喜んで撮影役になりました。
ツアコンの人が日本語で頼んできたのは「あり得る話しだ」と思いましたが、撮影後に撮影された側の旅行客から「ありがとう」とたくさん声をかけられたのは意外でした。「ありがとう」という言葉は、観光客なら覚えておく言葉なのでしょうかね。
立山ホテルで遅めの昼食という話しもあったのですが、あまりの混雑と「温泉・酒・信州そば」というぼくのリクエストにより、とりあえず下山することになりました。みんなやさしい人でよかった。並んでまで飯を食うのって、よほどの理由がないとできませんよ!
黒部ダム探訪は吹雪が強い影響からかダムを歩くことはできましたが、際を歩くことはできませんでした。ここが思い出になるポイントだったんですけどねぇ。
また来る理由はできたということで満足させておきます。
サルが居りました。クルマを止めてもらってカメラを向けたら、向こうを向きよりました。やらしいサルでした。残念です。
大町に向かう途中、すかぽん亭にて「おやきセット」(950円)。
大町温泉に到着して酒の博物館(400円)。日本酒の試飲をしました。金蘭黒部・大雪渓・白馬錦・いいずら・日本酒ベースの梅酒の5種類。イチバン飲みやすかった金蘭黒部を購入しました。甘いのが苦手なので、あまり甘くないのが選択ポイント。
黒部観光ホテルでお風呂につかりました(さっきのそば屋で割引券もらって500円)。男湯は石の湯でした。内風呂はいい温度でしたが、露天の方はぬるかったです。寒いからそう感じたのかな。
17時ころに豊科から長野道・中央道。恵那峡で晩飯を食べて、名神・名古屋高速。21時45分に名駅へ到着して解散。基本的に寒かったけど、いい旅でした。精神的な満足って大事ですよね。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 箱根そばと小田急完乗の旅(2020.02.25)
- 名古屋市営地下鉄の1日乗車券は24時間券へ(2019.04.29)
- 名鉄ネット予約開始へ(2019.04.28)
- お得なきっぷの一部廃止(2019.02.10)
- 整備新幹線320キロ運転へ(2019.01.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
夏の黒部には行った事がありますが、春の黒部もいいですねー。
いつか行ってみたいです。
投稿: アケガラス | 2010年4月28日 (水) 07時06分
<アケガラスさん>
雪景色は好きなのですが、自分の「寒いのが苦手」という矛盾が、なかなか克服できません。ひとりだったら、こころが折れていたと思います。
めっちゃんこきれいなので、ぜひ行ってみてください。
投稿: ちゃいにーず | 2010年4月29日 (木) 09時11分