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2011年3月31日 (木)

内田眞由美@週刊新潮

今週の週刊新潮で、内田眞由美の原稿が掲載されていました。

週刊新潮では書評欄(TENPO BOOKS)において「私の名作ブックレビュー」というコーナーがあるのですが、きょう発売の新潮(2011年4月7日号)の該当ページは、AKB48の内田眞由美の原稿でした。

取上げた本は、嶽本野ばらの「ロリヰタ。」。

内田の原稿で印象に残ったのは・・・

移動中や待ち時間など・・・(途中略)・・・周りに合わせて雑誌を読んだりゲームをするなら、本を読んでいる方が充実した時間を過ごせます。

とか、

私は自分の目標に向かって、強い意志を持ち続けたい

ってところでした。カッコいい言葉ですよね。

人数の多いグループの中にいると居心地がよくて、ややもすれば流されがちで自分らしさを失いかねないところでもあり、そんな中にあっては「自分らしさをどこに求めるか」を考え続けるのが難しいと思います。芸能人という、顔を売る商売では特に難しそうです。

読書するという習慣は早め早めに身につけないと、後から読書の大切さに気づいたときには手遅れ(*)だと思います。長い文章を読むことが苦に感じない感性をいま身につけられたのは、ほかのメンバーに対して大きなリードとなるであろうことを信じたいものです。
深田恭子の映画(下妻物語)で嶽本を知ってのこと。ぼくは嶽本は名前しか知らないけど、何はともあれアイドルがちゃんと小説も読むなんてシチュエーションはいいよねぇ。この欄でAKBのメンバーが書いていたら誰であってもブログで取上げただろうけど、BUBKA愛読者の自分には内田であったのがこれまた気分よいわけ(>_<)!

#原稿がいかにも「読書感想文」であってレビューには程遠い・・・なんてのは、AKBメンバーがこういう欄で原稿を書ける機会を得られた、なんてことに比べれば大したこっちゃないんです(^^)。


(*):自分のことを思うと、ハタチのころに小説を読む習慣が一時的にでもあったのは、(車校の空き時間に読んだだけだけど、それで身について)よかったと思っています。いまの歳で小説を読み始めろと言われても、たぶん気力が持たないしのん(笑)。

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コメント

私が小節を一番読んだのは、高校生の頃で、最近はほとんど読まなくなりました。2ヶ月前くらいに佐藤賢一の小説を読んだのが最後かな、と。
内田さんは下積みが長かったし、じゃんけん選抜でトップになってもイマイチ目が出ないは、でいろいろ思うところもあると思います。ゲームに流れないで小説を選ぶあたり、彼女の個性が出てますね。

投稿: yama-kei | 2011年4月 1日 (金) 00時00分

<yama-keiさん>

>じゃんけん選抜でトップになってもイマイチ目が出ないは、でいろいろ思うところもあると思います。

きょう購入した別冊宝島では、美が「実」と誤植でした。どことなくさみしいです(^^;)。

投稿: ちゃいにーず | 2011年4月 3日 (日) 14時05分

この前の武道館のじゃんけん選抜は
内田のソロから始まる「チャンスの順番」ではじまった。
内田を応援してきたものとしては感慨深かった。
彼女は本当に読書が好きなようだ。
読み終えたら感想文を書く習慣もあるという。
みためとは違い?本気の文学少女だ。
この前、野ばらに会ったとブログがあがってた。
大麻の前科があるやつと会わせるのはどうかと思う。
最近、いろいろあるAKBだし。
そのあたりの管理は事務所やAKSでやったほうが
今後いいのではないか?

投稿: 滋*滋* | 2011年10月12日 (水) 02時11分

< 滋*滋*さん>

>大麻の前科があるやつと会わせるのはどうかと思う。

そういうことを言ってしまうと「1回でも悪事をした人間は一生かけても許さない」という、めっちゃんこ窮屈な世の中になりそうです。

直接の被害者がそう思うのは「やむを得ない」と感じます。
でも、社会一般の有り様としては「反省するなら許したる」という程度の持ちようでいないと、何でもかんでもイライラするようになってしまうように思うんで、ぼくは少し違うスタンスです。

投稿: ちゃいにーず | 2011年10月13日 (木) 20時33分

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