300系引退の報を聞いて
JR東海のホームページを見ていたら、このような記事がありました。
約20年間もの間多くのお客様に親しまれてきた「300系」車両が、平成24年春をもって東海道・山陽新幹線から引退します。
いまとなってはN700系の乗りごこちがあるため、予約した新幹線が300系だったり700系であるだけで「ちぇ」となるのですが、東海道新幹線を時速270キロで走行でき、名古屋と東京の移動を20分近くも短縮した当時の衝撃は思い出深いです。
めっちゃんこ速いと、さすがにその当時は思いました(^^)。
あの感嘆をもたらした300系も、誕生20年である来年春で東海道・山陽新幹線ともに撤退とか。
思いのある車両が消えていくのは残念ですが、そんなノスタルジーが跋扈するようでは鉄道の将来が危ういので、新陳代謝があるだけ良しとしなければならないのでしょう。
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500系という中途半端な車両が、300系よしか身近なところから消えたのは、個人的にはよかったと思ってます。「鉄道ファンとしての自分」には悪くない車両だったけど、この時代の東海道新幹線を走行するにはあまりに向かなかったし。いかにも狭く感じるつくりは、「利用者としての自分」には居心地が悪かったです。
あういう企画性ある車両を製作できるJR西日本のノウハウは、リニア新幹線完成後まで温存してもらい、今後ゆとりが生まれるであろう東海道新幹線に対して、JR各社の総力をさらに発揮してほしく思うところです。
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