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2012年6月 9日 (土)

「どん底」を読了しました

先週購入した「どん底」を読了しました。

購入したのは5月末だったのですが、この前の日曜日にAKB握手会の際の新幹線内で読み始めて、きのう読了したところです。

読後に感じたことを書いておこうと思います。

1:印象に残ったフレーズ(137ページ)

同じ身分になったがために差別意識が露骨にあらわれ

ぼくは「みんなが同じようにつらい思いをしている分には、(しょうがないと)差別意識は内包されているが、生活に余力を持つ人間が身のまわりに出現すると差別意識が表れる」と漠然に思っていましたが、こういう逆の感覚を示されたのは、この本を買ってよかったのかなと思いました。

そういう気持ちがあるのはわかりますが、ズバッと突かれた気はしました。

2:何か変だなと思ったフレーズ(145ページ)

声を荒らげ、椅子を蹴り上げるのは当然の行為ではあるまいか。

それは感情としてはあっても、表現にしたらダメなんだろうとぼくは思います。

何か都合の悪いことをされたら、原因を突き止め反省させる名のもとに、やり返すことを正当化しているようで気分が悪かったです。そういうことが言えるのは、どんな経緯を持つにせよ「強い立場の論理」だもん。ホントに弱い立場のあったら、そんなこと言えない気がするんだけどなぁ。

ただ、こういうことを第三者(*)が書いている本を読めたのは、貴重な機会ではあったと思います。

それに、団体を前向きに評価している(と、ぼくは感じられた)出版物を、ふだん通っている書店で買えたってのも、ぼくにとっては日常では見ない視線でものごとを見るきっかけになりました。

3:資料として評価したいこと

379ページから389ページにかけて、ハガキ・手紙の文面が掲載されています。

こういうのは文面が出ることはあっても、レイアウトまでがわかる形で知らされることはあまりないかなと、ここは自分にとって資料としてとても評価できる部分でした。


(*):と言えるのかが、よくわかんない読後感です。筆者の高山自身はノンフィクションライターであって、こういう件に限らず、多くの出版物をもっていることはわかるんですけどね。犯人のことを、つとめて突き放している部分はいいんだけど、団体に入れ込んでいるように見えてしまうのはどうなんだろう。

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