JR東海がN700Aのデザインを公表
JR東海のホームページを見ていたら、このような記事(PDFです)がありました。
N700A(N700系1000番代)を製作しており、平成24年8月には最初の編成が完成します。
ぼくの興味が薄らいできているのか、JR東海が新幹線車両のモデルチェンジについて、現実的な段階まで図られていることを知りませんでした。
東海道新幹線の車両形式が700番台まで達してからは、付番の都合からかN700になったところ、今回は新たに「N700A(N700系1000番代)」(*1)へと進化を遂げるようです。
インテリアデザインとして・・・
ご好評いただいているN700系のインテリア
とあります。
かつて500系の居住空間が酷評だったことを思えば、東海道区間においてできるだけ700系・N700系で統一するために強力な働きかけをしてきた姿勢は、(500系の淘汰ができただけであり、まだ道半ばではありますが)一利用者として積極的に評価すべきことだと思っています(*2)。
(参考記事)
2004.08.30 【レポ】04/08/29右手愛美・壁谷明音@栄
2009.03.29 東京には行ったけど
2009.10.17 500系の東海道新幹線撤退決定
2010.01.15 リニア新幹線の必要性と価値観の違い
(*1):JR東海のホームページでは700番代と「代」の表記がされていますが、この記事を含めてココログ「がんばりません」においては、引用部分を除いては700番台と「台」の表記をします。
(*2):東海道新幹線における環境で批判されることとして「詰め込み」というものがありますが、これは現状においてはやむを得なく、現実的目標が設定されたリニア新幹線が東京・名古屋・大阪間においての完成を遂げることで、(JR東海における、東海道新幹線の余剰輸送力対策上)解決されると思っています。JR東海は堅実経営があってこそ、いままで経営をどうにか維持することができている印象を受けます。だったらこそ、これからも現実を踏まえてからの経営姿勢をしてほしいと思うのです。公共交通機関において「自らを維持発展させる姿勢を示す者」は、弱者のために守るべき存在なのであって、そういう気概を示す存在には政府のバックアップがぜひとも必要であると、あらためて感じました。
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