文章の書きかたって難しいね
きょう発売の週刊新潮(2012年8月16日・23日夏季特大号)を読んでいたら、こういう書きぶりがあったんです。
先の池谷幸雄氏も、
ぼくが気になったのは、この「先の」がどこにかかっとるんだろうということ。
これは52ページに書かれている表現で、これ以前に池谷の名前が入っているコメントは50ページまで見当たらないんです。
でも、その50ページは途中で、記事(ネタ)が変わっとるんです。
こんな場合、池谷が発言した先のコメントは・・・
1:(池谷が自身のことを振り返って)
銅メダルを取って帰ってくると、空港では嬌声が乱れ飛んでいました
加藤くんも驚かれるんじゃないでしょうか
2:(寺本明日香のことを評して)
彼女は左足首に爆弾を抱えており
寺本は、平均台で歩いているだけで減点されるようなスタイル
この、1・2のどちらをコメントを指し示していると捉えても、おかしくないような書きぶりなんです(*1)。
1であれば、メダル獲得経験者が語る「ほのぼの」なコメントだけど・・・。2を池谷がコメントしているんだったら、体操協会役員による選手の容姿批判(*2)になりかねないからね。心配だわ。
#寺本が地元の市邨在学らしいから、記事のささいなことが気になるのよ。
加藤のネタと寺本のネタは隣接すれども別記事なのですが、先の池谷(幸雄)の発言が何を指しているのかによっては、体操界の匿名ネタ元(記事中の、日本体操協会関係者)が池谷であることを新潮が明かしてしまった・・・なんて邪推もできるわけです。
そんな読みかたをできる新潮は楽しいね。ま、どっちゃでもいいか(笑)。
と思えば、読者としては別に困りもせず、ブログのネタにもできるわけで。こういう見かたもできるってのは(誤りかどうかは別にしても、考えさせられる意味で)他山の石であって、ブログを書く参考になりました。
いいがん、いいがん!で、終わろか(^^)。
(*1):ぼくの国語力がないだけだったら、めっちゃんこヘコむけどね。両解釈があり得ると思うんよ。
(*2):ぼくにはわかりかねるのは、体操界で活躍した理事として「体操をするうえで、寺本は体質管理が必要である」と批判するのなら、それはあってもいいのだと思うんです。でも、それなら役員としてあるべき発言であって、匿名にする理由はないもんのん。
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