しまかぜ増備決定
近鉄電車のホームページを見ていたら、このような記事(PDFです)がありました。
このたび1編成6両の増備に着手し、平成26年秋の運行開始を目指します。
近鉄電車の50000系(通称「しまかぜ」)については、すでに2編成が用意されており、名古屋・大阪と伊勢志摩を結ぶ特急に運用されているところですが、満席状況が続いていることや京都・奈良からの運行要望に対応するため、1編成を2014年秋を目途に追加増備するようです。
近鉄電車が伊勢志摩に観光客を引き込む拠点としては、名古屋・京都・大阪があるところ、現時点の「しまかぜ」は2編成しかないため、名古屋と大阪を重点に置かざるを得ない状況にあります。
ただ、(新幹線からの乗り換え客を含めて)西日本各域から広範に呼び込むことを考えると、いままで近鉄が考慮してきた京都での接続は考慮されるべきであって、実際の利用実態が符合している(=近鉄電車の営業施策に誤りはない)のを感じました。
ただ、6両1編成に14億5000万円も使うんですね。
そうなると利用者にも、応分の負担が必要な列車になるわけです(実際に従来の特急よしか、名古屋から伊勢志摩まで移動すると、800円~1000円の追加負担が必要です)。誰かと一緒(=趣旨に賛同して同行してくれる人がおる)なら「いいか」と思えるけど、ひとり移動だと「使いにくいなぁ」とも思ってしまいます。
ぼくにとっては加減が難しい「しまかぜ」ですが、世間的には好評で増備できるのであれば、鉄道ファンとしてはありがたいことです。
(2013.11.08追記)
hanwa0724さんのブログとたべちゃんさんのココログにトラックバックを打ちました。
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