残念だった猪瀬都知事
おとついのことですが、猪瀬直樹東京都知事が辞職記者会見をしたようです。
東京都のホームページに、記者会見の模様がアップされています。
もともと猪瀬直樹という人はよくわからなかった(*)ところ、東京都副知事になってから出版した「地下鉄は誰のものか」において、東京の地下鉄を都営地下鉄で一元化したいという構想を見たときに感心したことを思い出します。
地下鉄に限らないのでしょうが、公共財産を民営化しようという政治家は、最近よく見られるようになりました。そんな中で、(批判が多くあることが予想される中で)「(民営化されたようにみせている)東京メトロを含めて、都営地下鉄で一元化する」という意見を堂々と言える猪瀬の姿勢を、ぼくは評価していたんですけどね。
先に書いた「地下鉄は・・・」でも、東京メトロの弱点を突く姿勢は、作家ならではの(いい意味での)いやらしさが出とるななんて思ったりもしたりね。
やっぱし、三宅久之が言っていたように、おカネと女性にはクリーンでないと、思わぬところでひっくり返されるんだということを、いま見た印象を受けました。
決して好きとは言えなかった猪瀬さんでしたが、東京都知事としていなくなるには惜しいなと感じたので、一鉄道好きとして記事に残しておくことにしました。
(*):かつての「噂の眞相」読者として、意識がねじっていたのもあるのかな。でも、先日のたかじん委員会でも櫻井よし子が言っていたのは、猪瀬へのイメージとして多分にあるらしいしね(^^;)。
(参考記事)
2011.08.07 今週買った本たち(2011年8月第1週)
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