南陽交通広場に行ってきました
さる6月22日(名古屋市営バス)および6月25日(三重交通バス)から供用開始された、南陽交通広場を見に行ってきました。
南陽交通広場は6月27日にグランドオープンした、イオンモール名古屋茶屋の一部を利用して設置されており、これにより近隣の名古屋市営バスは運行ルートの変更がされ、さらに三重交通バスの路線が新規設置されました。
駅から歩いて行ける場所ではなく、いくつかの駅から選択してバスを利用することになるのですが、行きは名港線の港区役所駅を選びました。
ここを選んだのは・・・
イオンオープン後最初の週末であって、始発から確実に座りたかったこと
港区役所は駅から停留所まで距離があって、ここで乗り換えるのは限られる
と思ったからでした。
予想は当たったようで、列の最後に乗ってもいわゆるヲタ席(進行左側最前)をゲット。
港区役所を10人弱で出発したバスは、名港線のメイン乗換駅である東海通で30人ほど、あおなみ線の乗換駅である荒子川公園でも20人ほどを乗せ、その他でも軽く乗降がありました。60人強ほとんどすべての利用者が、イオンへ向かいます。
南陽大橋を渡ってから右折するのが厳しくて、10分くらい遅延して南陽交通広場に到着しました。
利用した東海11番はサブルートであって、土古競馬場を経て東海通を延々走る東海12番だと、もっと遅延するのだろうと思われます。
自分が乗ったバスは競馬場交差点で左折しましたが、直進側はかなり渋滞してました(上の画像、イチバン左)。あれは競馬の人だよね。まさか、ここまで渋滞とは思えんし。
南陽交通広場に到着です。
交通局と三交バスそれぞれのかたが、利用者の誘導をしていました。
到着側が2バース、出発側は3バース設置されています。市バスは赤色・三重交通バスは青色で目印されていますが、降車バースは市バス専用で使用しているように見えました。
停車スペースはのこぎり型(上の画像イチバン左)になっており、降車時の通常は前側を利用させるのだと思われます。
撮影していると、三重交通バスが到着。
続行便が出ているようで、路線仕様と観光仕様のバスが到着しました。観光仕様のバスは、行き先のところが「三重交通」と表記されてました。
店内の見学を兼ねて朝昼兼用で食事と思ったのですが、朝10時過ぎの時点でフードコートは超満員。軽く店内をブラブラするだけで再び外へ。
南陽交通広場を出発するバスも続行かと思ったのですが、そうではなく2扉車だけの運行でした。一緒に来ていた観光仕様の車両は数分前に回送で出発していきました。
三重交通のバスは「高速 栄」と表示。確か12人の乗客で出発。クローズドドアシステムで南陽地区と栄の直行も兼ねている高速路線ですが、この便では途中乗車はありませんでした。
車両は一般路線仕様ながらも、通路に補助席が設けられていて、高速道路の通過に際してより支障がない(もともと、名古屋高速自体は立席でも通過可能)つくりになっていました。
千音寺で名古屋高速に入るまで、イオンへ向かう三重交通バスと何度かすれ違いましたが、一般仕様・観光仕様車両とも軽く満席(=立客が生じるほどではない乗車率)のようでした。
5分ほど遅れて、11時30分過ぎに栄へ到着。
伏見(観光ホテル前)で下車する人が5~6人いて軽く驚きました。また、栄ではお年寄りの利用者が「乗るときはどっからかね?」との質問。年配層の定期的な利用も想定されました。
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交通広場で向かう際には、10時ころ到着便を利用したことがあってか、最寄駅のひとつとされる東海通および荒子川公園での利用者、特にバイトや派遣など通勤客が多そうなのを感じました。
通常の通勤とは逆方向なので、増発まではできなさそうですね。交通局にとっては需要誘発効果があった反面、従来の利用者からすれば座れなくなったうえに混雑がきつい印象も受けるので、その兼ね合いをどう取っていくのか気になります。
栄への移動には三重交通を利用しました。
こちらは市バスと違って敬老パスが使えず、かつ、マナカ等のICカードの利用もできません。また、運賃が500円という強気の設定もあり、利用者数を気にしていたところです。
待ち時間に利用者が「こっちは500円だわ」としゃべっていて、浸透しとるのかなと思わせました。また、先に書いた敬老パスのハンデもありながら、年配の利用者が半数以上あって直通の利便性を感じたりもしました。
(参考記事)
2014.06.16 南陽交通広場開設関連ダイヤ公表
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