南信州に行ってきました(4-2南木曽篇)
4-1の続きです。
駅前のホテルを出て、中津川駅に到着したのは早朝4時50分ころ。ここから今回の旅は始まります。
中津川からの中央線下り電車は6時過ぎが始発となるところ、今回の代行バス運転の関連で始発が1時間繰り上がって5時6分となっています。これに乗ろうというしだい。
臨時列車となるからでしょうか、電光表示が対応していません。4両編成の211系でした(車番サハ211-5015)。目測で20人ほどが乗車して出発します。
坂下で代行バスに乗り換えます。25人ほどが下車したと思いますが、たぶんすべての乗客が代行バスに乗り換えしました。代行バスは東鉄バスが運行しているようであり、JR東海の名札を付けた男性係員がバスに添乗し誘導しています。
南木曽で下車したのはぼくだけ。
出発を見送るとすぐ、南木曽始発となる坂下行きのバスが2台でやってきました。乗客数によって配車数を変えているようですね。
まずは南木曽駅を目指しました。
沿道には駅とバス停の位置関係がわかるように、案内が設置されているのですが、それでもぼくは国道と県道の継ぎめとなる案内を見過ごして、国道を少し行きすぎてしまいました。
案内がなくなっているのに気づいて、来た道をもどって坂を上り、県道まで出ると5分かかったかどうかくらいで南木曽駅に到着です。
観光客を多く対応できるよう駅前は広く確保されているのですが、まだ6時前でありクルマは1台もいません。もっとも、電車も不通ですから、日中もタクシーが来ないのかもしれません。
桃介橋のたもとを通り過ぎて、蛇抜沢を見ながら歩きます。
まずは中央線をまたぐ橋の上から、平成26年台風8脳の影響による、土石流被害の現場を見てみました。
南木曽町役場の前を通り過ぎ、国道19号側からも現場を見てみました。
災害から10日以上経過しているからでしょうか、ぼくが想像しているよしかは復旧が進んでいるようにみえました。
監視なのか作業服を着た人がひとり。ぼくが通りかかると目線が気になります。カメラを山の方に向けると、こういう存在はほかにもいるのでしょうか、少し範囲からそれてくれる仕草をしてくれます。
この時点で6時26分。30分には代行バスが出てしまうので、ダッシュで停留所まで走ろうとするも、リュックにはノートパソコンが入っていてスピードが出ません(#歳が歳だというのもある)。
30分ギリギリアウトでゼイゼイ言いながら到着、代行というダイヤ設定に余裕があるのがありがたい。バスは3台いました。東鉄バスの観光仕様車・花バス観光車と信南交通の路線バス仕様の3台。待っていてくれた男性係員にどれに乗ってもいいのかと聞くと、どれでもいいとのことだったので、初乗りだし2階建だったので花バス観光へ。1号車である東鉄にはそこそこ人影が見えましたが、花バス車にはぼくを含めて3人だけでした。
#ホントにすみませんでした。
野尻の停留所は、国道19号沿いにあるデイリーヤマザキの駐車場を利用していました。
ここからはマイクロバスによる野尻駅までの利用が可能なようでしたが、初めてくるところだし乗換時間に余裕があった(20分)ので、歩いて移動することにしました。
そう言えば、むかしは個人商店とコンビの区別がというか、両者が識別できないようなお店があったよなぁ。新聞勢力圏の境目なんだろうなぁ・・・と思いながら、10分ちょっとで野尻駅に到着しました。
ちょうど電車到着のアナウンスが流れてきたので、跨線橋を渡ってホームに向かいました。
(4-3に続きます)
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コメント
行ってこられたんですね。
私も幾つかの災害発生現場に行ったことがありますが、インターバル数週間というタイミングでの訪問は経験がなく、現地の「雰囲気」というのがわかりません。今回2回目のレポートでは監視員の動きなども描かれていて、参考(というかなんというか)になります。続きも期待しています。
投稿: みりいど | 2014年7月21日 (月) 00時49分
<みりいどさん>
>参考(というかなんというか)
ホントはそういう人と会話をしてみたりすると、もっとリアルな雰囲気になって、もう少し意味を持たせた旅行記にできたんでしょうけどね(^^;)。
いかんせん、時間が足りなさ過ぎでした。
今回は復帰したとたんに台風襲来で心配もしましたが、南木曽や福島など、木曽路の集客が元に戻ることをきたいしているしだいです。
投稿: ちゃいにーず | 2014年8月15日 (金) 21時36分