笠松競馬場内外でのグルグル
笠松競馬場と岐阜競輪場へ行ったことについては、きのうの記事で書いたところですが、そのうち笠松の内外で見たことを記事にしました。
【笠松競馬場内】
年月が経っているようでかなり色あせていましたが、存続のための寄せ書きがありました。
毎年のように赤字になるのかを見張られているようでは、長期的戦略なんて考える余裕がなくなってしまい、縮小均衡しかなくなってしまうんじゃないかと心配・・・たぶん、現状そうなっているんでしょうね。
笠松に限ったことじゃないけれど、自動化されれば使われない設備が出てくるのですが、それにしてもさみしいなぁ。
何か違う用途に使えればいいとはパッと思うけど、現状の集客状況で何ができるのかと考えると、浮かんでくるものがないか・・・。
笠松にも豊川のお稲荷さんがありました。
勝運稲荷と名づけられているようでした。
お稲荷さんなのに神様と言われて鳥居も設置できるというのは、日本の宗教観がよく表れている一事象なのかなと思ってみたり。
売店群。
食べれるだけのおカネが浮いたら、唐揚げ串とビールを考えていたのですが、そこまでたどり着けなくて残念。
笠松競馬場の敷地は民地らしく、それが存続廃止問題と絡んでやっかいみたいなのですが、さすが民地らしく高圧電線や鉄塔が建っていますし、お墓だってあったりします。
お墓の写真に出ておるお馬さんは、きのうの2レースで脱走して観客のオッチャンからブーイングバンバンだったスプリングシラー。馬が悪いのか騎手が悪いのかは、よくわかんないんですけどね。
【笠松競馬場外】
東海道線で岐阜に向かうと、木曽川を渡ったところで左側に厩舎群が見えるのが気になってました。これだけの距離を開催があるたびに馬を移動させているのですが、土古では専用のバスを使っているところ、笠松では道路をパカパカ移動するということで、それを実見してみたかったんです。
堤防道路に上がってみます。
道路上に「馬に注意」の標識が立っています。自動車学校に通っていた際、こういう標識は見た記憶がないのですが、ローカルルールなのかぼくの勘違いなのか(^^;)。
堤防の土手を降りてきた馬が、交差点を悠々と横断していきます。
こうやって見るとほのぼのした風景なのですが、笠松では移動中の馬がときおり暴走して、中には死者が出る事故もあったりして、公営競技を維持する上で複雑な問題が敷地内・敷地外双方であったりします。
ぼくはふだん競馬はしないのですが、いかなる理由があれどもどこかで撤退となるといずれは競艇も・・・と雪崩のようになりかねない話しで、無視できることではありません。
しばらく行くと、馬専用道があります。車道や歩道だけでなく、馬道にも街路灯がある(どっちかと言えば、馬専用道の方が街路灯の配分が厚い)ことに、かつては存在を大事にしていたのかと思わせます。
当初はひとりで歩いて往復する予定だったのですが、クルマに乗せてもらえるということで車内から何枚か撮影。
競馬馬が日常に溶け込んでいる風景を見れました。
公営競技はギャンブルであって、それ自体を嫌悪する人も少なからずいます。しかし、一旦それがなくなってしまえば再興させることは、情勢として不可能でしょう。
もっときついところはあるのかもしれませんが、笠松でその一端を見た気はしました。
なくなったら地域はどうなるのか、無くすと決定しまったら踏み返すことはできないのですから、存在意義の変遷・歴史の流れを考慮して、いま一歩踏みとどまって考えてもらいたいなと思ったりもしました。
自信はないのですが、たぶんこれで合っとると思います。
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