三ヶ根山に行ってきました
先の月曜日、敬老の日である2014年9月15日に、三ヶ根山に行ってきました。
東幡豆駅に着いたのが8時40分。存続が危ぶまれている蒲郡線ですが、ぼくが乗車した電車では30人くらいは乗客があったように思えました。
駅を出て撮影していると、入口脇のラックに「はず夢ウォーク」という、ガイドマップがあるのを発見。ありがたく一部もらって出発します。
目の前に山はあるのですが、その上にそびえ建つあの建物のところまで登るのかと思うと、いい歳ではあるので「足腰は大丈夫かしゃん?」と若干気になるところでした。
でも、今回は目的があって行くのだから、あきらめることはできません。
最初に迷いがちかなと思うのが、谷下池の分かれ道。ここを間違えると、愛宕山越えになってしまい、スカイライン到着前にバテしまうかも。もっとも、今回利用したグリーンホテル前経路は遠まわりなので、それはそれでそこそこバテるわけですが(^^;)。
眼下に(過去の宣伝名称ですが)うさぎ島や猿が島を眺めつつ、三ヶ根山スカイラインのはず料金所に到着したのは9時55分ころ。10時くらいに到着かと思っていたので、ここまでは想定どおりの行程です。
幡豆側からスカイラインに入れば、歩道があるので歩行者も通行可能です。先月のような誤りは繰り返しません(結構なトラウマ)。すれ違ったご夫婦に登山の目的を聞かれたので、「この先にお墓があるらしくて」とマップを見せながら説明。
そう。目的。
それは、三ヶ根山にある殉国七士廟(リンク)を訪れることでした。
いわゆる東京裁判で、ポツダム宣言発表時には想定されていなかった平和に対する罪(A級戦犯)に問われ、絞首刑に処せられた7人(東条英機・土肥原賢二・板垣征四郎・木村兵太郎・松井石根・武藤章・広田弘毅)の遺骨が分骨され、まつられています。
到着したのは10時30分ころ。その時点での訪問者はぼくだけでしたが、ほかにひとり、初老のおやじさんが草むしりをしてみえました。「こんにちは」と声をかけられたので、ぼくも「お疲れさまです」とあいさつ。暑い中を、もくもくと作業してみえます。
敷地内の坂下にもいろんな碑があります。
50分くらい滞在しました。
早朝家を出たときにはひんやりした風が吹いていましたが、山はジリジリと日射が厳しかったです。ジリリキテル感じでした。
展望スペースがありました。
ここで標高320メートル。アンテナのあるところまで登れば山頂ですが、登頂そのものが目的ではなかったので、山頂までは向かいませんでした。
アイシンの山荘脇を通って、三ヶ根観音と比島観音へも行ってみました。
三ヶ根観音で昼食。コンビニのおむすび。お茶は冷凍庫で凍らせておいたのですが、ここまで来るまでにすっかり融けてぬるくなってました。
登山時の経路はこんな感じで。
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さて、目的は果たしたので下山します。
三ヶ根山の登山道としては、大沢・一ノ瀬・市境の大まかに3ルートがあるようですが、市境は草が生い茂っていて登れなかったことがあること、大沢は遠まわり過ぎるので、順当過ぎるかもしれないのですが一ノ瀬ルートで下山します。
登山道を歩くには準備が必要ということで、長袖の服に靴も用意して臨んだのですが、この時期になっても蚊がめっちゃんこ多い。かなり刺されました。また、クモの巣がかなり張っていて、途中で枝を拾ってはたきながら進みます。
日が当たるところは足元も安定していますが、影になるところではシダが生えていたり、沢があるところはぬかるんでいて数メートル滑って転ぶということもありました。気をつけてはいても、まだ注意が足りなかったということでしょう。
そういう足元の危ないところは、写真を撮っている余裕がなかった(^^;)。
転んだときだったのでしょうか、ふと見たら足にヒルが絡んできていて、吸われはしなかったけど怖かったです。
下山しました。
三ヶ根駅に到着。
ちょうど電車が出るところで30分待ちになり残念・・・と思っていたら、すぐにトヨタロングパスエクスプレスが通過していきました。なんかラッキー!なんて思ったり。
うん、思い出になったぞ。
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