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2014年10月27日 (月)

12月から「みえ」が減車に

伊勢鉄道のホームページを見ていたら、このような記事(PDFです)がありました。

12月1日(月)より、快速みえの一部列車の編成が下記の通り2両となります。

武豊線にキハ25が配置されたことで、関西線・紀勢線系統の「みえ」が転配で4両編成に増強されていたところ、ホームページによると2014年12月1日から減車がされる旨の告知がされています。

ところで、伊勢鉄道のホームページでは「一部列車の編成」が減車されるような書きぶりですが、中身を見てみると・・・


平日は通勤時間帯以外のすべてが2両編成に
休日は正午以前と夕刻以外のすべてが2両編成に


という感じで、ここ数年では(増発という意味で)関西線系統の充実がJR東海在来線全体の目玉という印象がありましたが、増発の結果として「減車しても輸送可能」ということになったのでしょうか。

名古屋から四日市までの輸送としては、部分複線にもかかわらず日中でも退避なく時間当たり4本あるので、普通も混ぜてということを気にしなければ、近鉄電車とどっこいどっこい(*)ではあります。
こな辺は、JR東海としては「いま以上に複線化してまでは、輸送力増強をできない」てことなんかねと思うしだい。そこを突破すると、近鉄電車も「さらに!」とかなるんだろうけど、沿線人口が増えて電車利用者が増加するのか、またキハ25投入により、単線でも時間4本を確保できるというところまでは目に見えたのですが、実効的な乗客を確保できているのかどうか。難しいですね。

ともあれ、縮小均衡はよくない傾向です。まずは本数維持をしつつ減車で様子を見るというのは、事情として理解できるので、どうにか利用者増加の方策を期待したいところです。
でき得れば、近鉄電車の利用者を減らさないに、関西線・紀勢線の利用者増加を図りたいですが、こういうのは国策もあるからどうすればいいんだろう。


(*):近鉄電車では有料特急を除くと、名古屋と四日市間で、時間当たり急行3本・準急1本が確保されています。

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