2015年秋の関西1デイパス
近鉄のホームページを見ていたら、このような記事(PDFです)がありました。
JR西日本、京阪、南海、近鉄、大阪水上バス、近江鉄道の6社が連携し、秋の日帰り旅行やおでかけに便利な「秋の関西1デイパス」を発売します。
関西の鉄道会社数社が協力して、関西エリアで観光に使える標記のきっぷを販売するようです。JRの周遊区間はいままでと同様かなと思いましたが、私鉄部分はそれこそ三者三様という印象を受けました。
1:<観覧車1回乗車付き>京阪電車×ひらパーチケット
大津線と男山ケーブルを除く京阪電車全線乗り放題に、ひらぱーの入園券に観覧車もセットというもの。南海電車や近鉄電車と比べて移動範囲は狭いけれど、3つの中では唯一の乗り放題であって「阪急よしか京阪、阪急yしか阪神」派な自分には魅力だけど、後二者に対する優位がひらぱーだと、「かつて、ひらぱーのハロプロイベントで遠征した自分」からすればどうなんかなぁと。
#いまの自分に見合うもう一歩!がほしいんです。
2:高野山チケット
今回に限らず、近鉄電車と南海電車がコンビを組むと気にはなるのですが、相変わらず難波駅から利用できずに「新今宮から高野山」という設定であって、いかにも妙手と感じます。
JRメインで考えれば異種ではないのでしょうけど、新今宮からしか乗れない南海電車・・・というのが実感にわきにくいんですよ。
3:吉野チケット
ぼくのイチバンはこれで、これに途中下車自由があれば一泊したいくらいの設定ですね。なんたって、京都線・南大阪線・吉野線とあって、こんだけあればブログのネタがいっぱいあるがん!になります。
#往復の特急券はつけるけど、途中下車は許さんと思わせる設定は、さすが・・・なんでしょうね。
最終的な感想。
吉野までは行ったことがあるけど、吉野から先が行けとらんのは、近鉄における吉野と南海における高野山の違い。
吉野から奥の魅力がぼくにも見えるんだろうか。
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コメント
「ひらパーチケット」は京阪が単独で出しているもので、ほかの私鉄のものも独自で出しているにJR往復をつけた感じです、毎シーズン出している「関西1デイパス」は。エリア端の姫路とか米原とか和歌山とかの客を私鉄に呼び込みたい、関西私鉄各社の思惑も大きいのでしょう。
京阪神JR乗り放題のきっぷは年末年始で出していた年も何年かありましたが、JR西日本はフリーエリアがJRだけのものはあまり出したくないようです。
個人的には企画きっぷのほとんどを「大人2人以上同一行程に限る」という「乗り鉄」を排除したいというJR西日本の方針に悪意すら感じます(苦笑)
投稿: オフサイド | 2015年8月22日 (土) 12時11分
<オフサイドさん>
>私鉄のものも独自で出しているにJR往復をつけた感じです
各社の割引きっぷを見比べたことはないんですが、そういう意味合いだったんですね。
>「大人2人以上同一行程に限る」という「乗り鉄」を排除したいというJR西日本の方針に悪意
これは確かに(笑)。
将来的には「ひとりでも多くの人に乗ってもらう」姿勢になるのでしょうが、単価の低いきっぷで集客できてもあんましメリットがないんでしょうかね。
投稿: ちゃいにーず | 2015年8月25日 (火) 19時16分