2016年4月、将棋の楽しみ(その1・電王戦)
この4月は、将棋を少しかじりつつあるだけの自分にとっても、わくわくすることがたくさんあります。
ひとつめは、電王戦です。
人間とコンピュータが対局する電王戦は、2012年から始まって2015年にFINALが行われたところ、新たにドワンゴが公式戦である叡王戦を主催し、その優勝者と対局するという形に衣替えがされました。
第1期叡王戦の優勝者は山崎八段ですが、コンピュータ代表であるponanzaとの対局がついに行われます。
ニコニコで将棋の中継がされると、形勢評価のアンケートでほとんど「ponanzaを使ってほしい」となるくらい、ponanzaは「ある意味強くて、ある意味信頼されている」とぼくも感じるソフトです。
第1期叡王戦の第1局は、来週末の4月9日から10日にかけて、世界遺産である中尊寺で対局があります(第2局は、5月に延暦寺で対局)。
それに先がけて、ニコニコでPVが出されました。
角川で秋に公開される「聖の青春」とのコラボっぽくなっていますが、やっぱし師匠である森七段のよさを感じてしまいますね。育てる人がいいと、こういう人が育つのかという。
山崎叡王が子どものころに生意気だったという話しは聞いたことがありますが、神戸の地震に関連するPVの2:58くらいからのことは、ぼくにとっては初エピソードでした(#それだけ「当時の山崎は子どもだった」ということで、許してあげてほしい)。
森先生がPVで言っていた、勝負師である前に人間であってほしいというニュアンスの言葉は、全然違うところが生活基盤である自分にも当てはまるのかなと。それが人間とコンピュータの違いだということを、ちょこっとだけ知った気もします。
人間が力技でコンピュータを負かせれるならそれはそれだけど、もうそんな時代じゃない(#先日の囲碁は「う~ん」と思わされた)んだで「人間は、こんなことができる」という、ハッとさせられる場面がひとつでもふたつでもあれば。いいよね。
そんな対局を期待しています。
#ぼくは関西将棋会館に行ったことはないけれど、それでも大阪の福島で撮影しているということが環状線の光景でわかるのは、鉄もやっててよかったなと気分がアップしたPVでした。
(参考記事)
2015.06.05 将棋「電王戦」、公式棋戦化へ
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