久屋大通を一部1車線化へ
先日の読売新聞(2016年8月4日付け中部支社版29ページ)を見ていたら、このような記事(*)がありました。
3車線の市道の一部を1車線に縮小して公園部分を拡張する
名古屋のいわゆる「100メートル道路」は、南北の久屋大通が片側3車線、東西の若宮大通が片側4車線だったかと思います。
今回の1車線化の対象は、新聞記事によればテレビ塔のある北側で、秋から沿道事業者と意見調整に入るとのことです。
ぼくはどちらと言うと、久屋大通のうちの南側(広小路以南)を見ることが多いのですが、この南側は地下駐車場へ入りたい車両が1車線をつぶしていて、流れがとにかく悪いなという印象があります。
「テレビ塔のある北側」と書いてあるので、外堀通から桜通くらいまでなのかなと思っていたのですが、錦通まで南下してくることであって、中心部への車両流入をうまく回避できないと、大津通が破綻しないのかなとか気がかりです。
100メートル道路が名古屋にできた理由は、いろんな目線から言えると思いますが、(日本の社会復興がかなった際に備えて)「南北の大津通、東西の広小路から外れたところに車両を逃がして流す」のも、目的にはあったんじゃないかと考えてます。
そう思うと、「大津通・広小路」に車両を集めすぎなくするための一翼である久屋大通に、あえて車両流入をさせなくする施策は、本格的に実施されるとどうなっちゃうんかなぁ。
記事には、
幹線道路以外の東西を結ぶ道路も一般車両の通り抜けを不可とする
とあって、うまく行けばいいけれど、細(=こま)い道にじゃんじゃん入って来てまうようだと、何のためだったのかがよくわからんとなりかねない、一大事な施策に感じとります。
(*):引用はすべて、紙面記事からの引用です。電子版記事のリンクは参考でアップしています。
(参考記事)
読売新聞ホームページ
久屋大通 一部1車線へ 公園広げ沿道と一体化
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20160803-OYTNT50279.html
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