竜王戦は始まった・・・けれど
Yahoo!ニュースを見ていたら、このような記事がありました。
将棋の渡辺明2冠(32)=竜王、棋王=に丸山忠久九段(46)が挑戦する第29期竜王戦7番勝負第1局が、15日から京都市で指され、16日、後手の渡辺が68手で先勝した。
数日前に、将棋の序列1位である竜王戦(*)の挑戦者が変わったことは、ネットではニュースになっているところであって、ネットの動画ではテレビ番組でも話題になったことを自分で確認しました。
出場停止になった原因は、挑戦者に当初決まっていた三浦九段本人が(対局中にソフトを使っていると)「疑われるくらいなら休場する」旨の発言をしたことに対して、将棋連盟が「だったら、休場届出してね」と返したことに反応できなかったのが直接的な原因であって、連盟はソフトとの関連を言明していません。
これは、将棋連盟からの「よそから言っとる人間がおるから、気にしなかんぞ」という戒めだと、ぼくは思っていました。
だから、三浦が(ソフト問題とは別に)自分の口で、
誤解を招く振る舞いがあったことは、自分に乱れたとことがあったしだい。これからは姿勢を正すことで主催社やファンの期待に応えたい。
って言ってもらうことで、どうにか復帰してもらえんかなと思うしだい。
いままで「通信機器持ち込み放題」・「外出し放題」だったということは、将棋のいいところ(いちいち規制をするまでもなく、棋士なら当然におかしな行動をとらない)だったはずだから、文化の一端として、その気風を残しつつどうにかならんかと・・・ねぇ。
せっかく、相手の渡辺竜王も、言っとるしね。
ぼくは、高校生時代は別として、棋士とコンピュータがぶつかるようになってからのファンなので、この雰囲気が悪い意味で壊されるのがどうにも残念な・・・そんな感じ。
三浦がどうのこうの言う話題もあるけれど、将棋連盟が持ち込みとか離席の規制を設ける前の話しなので、本人が「批判はあれど、棋道に精進する」か(これは事実上の引退勧告だから)「期待に沿える環境にないから引退する」・・・難しいなぁ。
たまたま・・・って言ったら失礼だけど、棋界最高位(*)の竜王戦直前だし。この時機にあえて言うということは、それこそ何かって、困るよね(>_<)。
(*):竜王戦は、序列第1位であって棋界最高位と、公式にはされています。ぼくの思いは、ちょっとちゃうところにありますが(^^;)。
(参考記事)z
Yahoo!ニュース
渡辺2冠が先勝=将棋・竜王戦
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161016-00000030-jij-soci
#古いかもだけど・・・
渡辺明公式ブログ
竜王戦。
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/804abc5c709d7bb29e4642f50f58ebad
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