電王戦は今期で最後
少し古い話しですが、Yahoo!ニュースにこのような記事がありました。
プロ棋士とコンピューターソフトが対局する「電王戦」を今期限りで終了すると発表した。
将棋の電王戦は(電王戦挑戦者を決める)叡王戦と連動していて、ともにニコニコを運営しているドワンゴが主催をしています。
電王戦と叡王戦を主催するに当たっての記者会見で、ドワンゴの川上会長は「最低でも3年は続けたい」旨の発言をしていたので、メディアの関心を引きやすいコンピュータ対決は3年続けるのだと思っていたので、これは意外な展開になりました。
もっとも、囲碁の方が殊勝であって、結果的に将棋よしかいい方に転がり込むことに長けているなと感じます。ここ数か月のもめごとを見ていても、全部の全部を棋士が仕切るという、将棋の体質が今回は悪い方に出てまっとるのかなという印象です。
#だから、外部の人間の意見を優先させるような改革には、なんか汲みできんのだけど・・・。少なくとも、囲碁のような組織にはなってほしくない。
記者会見の動画はニコニコでぼくも見ていて、記者発表と肝心部分のピックアップ版もともに、ニコニコでアップされています。
短縮版の8分30秒くらいで、羽生三冠が息を飲む場面があります。これはコメントでも書かれてますが、自分が決着を着けないといけないのではないかという、羽生三冠なりの意気込みを言外に感じました。
もっとも、電王であるポナンザ開発者の山本氏が言う・・・
今 選べって言われたら、佐藤名人以外にいないんじゃないですか
そのとおりですよね。
開発者の多くは、羽生名人と・・・と思っていたけれど、肝心の羽生は名人位を失っている状態で、新鋭若手の佐藤天彦が名人に上り詰めてきた。
ある意味、川上会長の判断が正しいのかなぁ。
願わくは、3年の契約期間後も叡王戦を続けてほしい。こういう、ネットと将棋の融合が、ぼくを興味に引き込ませてくれたんだしのん。
これはスケジュール上のことですが、願わくは(勝つにしろ負けるにしろ)「名人対電王」を実現してほしいですね。
名人挑戦者は稲葉になっていますが、そな辺の兼ね合いが名人と叡王(電王)との関連で悩ましいところで。
とにもかくにも個人的なことだけど、40代になって「新たな趣味」と思えた分野が、相応に生き残るためには自分なりに貢献したいと思うしだい。
(参考記事)
2015.06.05 将棋「電王戦」、公式棋戦化へ
ニコニコ動画ホームページ
【第2期電王戦】佐藤天彦 叡王 vs 電王PONANZA
Yahoo!ニュース
将棋の電王戦今期で終了=最終戦は佐藤名人と対局
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170222-00000118-jij-soci
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